第1回

「ミモザ」

2019.3.8

みなさんこんにちは、神奈川県南足柄市(有)山崎組エクステリア事業部スマイリーガーデンです。
これから花育アドバイザー・グリーンアドバイザーからの視点で、お花や樹木・身近で役立つような情報などを月に1回お届けしたいと思います。

ほっと一息タイムになど、ご覧いただけたらうれしいです。

さて、第1回目はのお題は『ミモザ』です。

ミモザ

英名
mimosa
和名
銀葉アカシア・房アカシア
マメ科
属名
アカシア属
原産国
オーストラリア

ミモザは1番、2番を争う私の中で好きな花です。

(因みに私は、バラ・ミモザ・すずらんが特に好きなお花です)

3月8日はミモザの日。

前から何となく知っていましたが、どうしてそうなったのか?

すこし、私なりに歴史を掘り下げて調べてみました。

私個人で調べたので、諸説あるかと思いますがそこはお許しいただいてお気軽に読んでください。

ミモザの日の簡単な歴史

1904年ニューヨークで女性労働者が女性参政権を求めてデモを起こしたことがきっかけとなり、1910年コペンハーゲンの国際社会主義者会議の中で、『女性の政治的自由と平等の為にたたかう』記念の日を作ろうと提唱され、多くの国が賛同したことから、1975年国連で認証され国際女性デーとなったそうです。

約70年の歳月かかった記念日をこの短い文章で納めてしまうのは、簡単すぎるかもしれませんが・・・。

その3月8日に世界では、恋人同士だけではなく母親や同僚へも男性から日頃の感謝を込めて女性に花束を贈ろうと、そして、イタリアでちょうどその時に咲くミモザを贈るミモザの日になったそうです。
 

フランスでは、古くからニースの西側にある街で、街中がミモザの花でいっぱいになるミモザ祭りを開催しており、アメリカではネイティブアメリカン(インディアン)がミモザを女性に贈りお花に秘めて愛の告白をしていたようです。

日本にミモザが入ってきたのは明治時代。

残念ながら、日本でのミモザの日は、なかなか浸透していません。

ミモザのような黄色くて明るくてふわふわした幸せ感を感じるお花を送ったら女性は笑顔にならずにいられませんね、お花を贈ってもらえるのはうれしいものです。

イタリアでは、贈られたミモザは、洋服につけてコサージュにしたり帽子につけたりお家に飾ったりとして楽しむようです。

 

食べ物でも、ミモザケーキ・カクテルのミモザ・ミモザサラダなどもありますね。

このミモザの時期に、料理などで楽しんでも良いですね!

フレッシュミモザのリース販売を開始♪

弊社では今年から、フレッシュミモザのリース販売を開始しました。

今、とてもミモザのリースやスワッグの人気がありインスタなどで多く見かけます。

ご注文をお考えの方や、商品についてのお問い合わせは、こちらからご連絡ください。

ここで、切り花と庭木でのアドバイス☆

切り花のミモザはふわふわな花をずっと保つということがなかなか難しいのですが、今人気のあるドライフラワーのリースとして楽しめるので、フレッシュなリースを作りやすくなりました。香りも甘く、陽だまりのようなやさしく暖かい香りです。

切り花では、パールアカシアや銀葉アカシアのミモザが人気。

一方、

庭木・シンボルツリーにも人気のあるミモザですが、根が浅く、強風で枝が折れやすい、生育が比較的早いのが特徴です。5mにもなる高木です。植えて1年くらいは添え木をして、風が強い時や台風の時は、支柱をしたり、枝が折れないようにひもなどで固定して下さい。

大きくしたくない場合は、幹の上部を剪定してください。花芽が夏にでき始めるので、夏以降の剪定をすると花が咲きませんのでご注意を。

害虫はカイガラムシに注意です。
 

私のミモザを好きになったきっかけは、庭木としてでした。

今回、掘り下げてみるとさらに奥深い花ということを知りました。

切り花からのミモザの印象と庭木からのミモザの印象が少し違ったように見えていたのですが、同じ『ミモザ』になりました。

好きな花を知る。

 

このコラム読んで花や緑を少し知っていただけて、興味を持っていただけたら嬉しいです。
皆さんもぜひ、花のある暮らし・緑のある暮らし・季節を楽しむ。を取り入れてはいかがでしょうか?

私が書くと、今後ちょっとマニアックすぎてしまうことも多々あるかと思いますが、また時間のある時でもご覧になってくださいね。

最後にミモザの花言葉。。。

『女性らしさ』『思いやり』『友情』『優雅』『秘密の恋』『エレガント』『神秘』

以外にたくさんありすぎて、驚きました(;^ω^)

グリーンアドバイザー・花育アドバイザー
山崎 ゆきえ